K市集会場屋上 陸屋根方式
屋上遮熱ネットシステム
施工方法と特長
全般
●基本フレームはスペーシアパイプと純正部材により枠(パイプフレーム)を作成。
●パイプフレームにより風よけスプリングで遮熱ネットを取り付けます。
●風よけスプリングの伸縮により、風や雪の影響を低減します。(大雪の場合はスプリングが伸びて屋上面まで下がります。)
●風よけスプリングはパイプから簡単に脱着できるのでネットをたたむことも可能です。
●パイプフレームはスペーシアパイプシステムの組み合わせにより、設置場所に合わせたサイズを自由に変えられますので、屋上の形状に合わせた設置が可能です。
●フレームおよびネットは移動可能なため非構造物です。また軽量ですので荷重制限の心配もありません。
●手軽にしかもローコストで大きな省エネ効果が期待できるコストパフォーマンスに優れた省エネ&職場環境改善対策です。
陸屋根
方式
●パイプフレームはワイヤー等により建物のアンカーに固定します。(表面を傷つけないように保護用品(ゴム製品等)を使用します。)
●ネットは一部をパイプ架台に組み込んであるので、スプリングが外れても飛散しないようにしています。
●ネット周辺の数多いスプリングで強風を透かす様に考えられているのである程度の強風には耐えます。
(風洞実験では50m/secの風でテスト済)
■ システムパターン(1スパン約16㎡参考例)
標準陸屋根方式
(1スパン当)
※200㎡では約12スパン使用します。
※接続用にはジョイントNSJ-4A、が別途必要です。
標準陸屋根方式
(1スパン当)
■ 施工事例
■ 遮熱効果
ユニットハウス実験
遮熱ネット設置した棟、しない棟との温度比較
実施日:2007年8月24日~9月4日
ユニットハウス屋根上の温度比較
ユニットハウス室内(天井付近)温度比較
折板屋根温度比較
草津市M社様2008年7月17日~8月16日
真夏の折板屋根の温度が平均約20度(最大27.5度、最小9度)下がりました。(最高温度時)
■ 施工方法例
フレーム
風よけスプリング
固定例
室外機向け遮熱ネットシステム
特徴
家庭の電化製品の中で、最も電力を消費するのはエアコンだといわれています。
特に、東日本大震災の影響による節電対策として、この夏の消費電力量の削減が大きなポイントとなります。
遮熱ネットシステムは直射日光を遮断し
日傘の効果でエアコンの消費電力を軽減!
遮熱ネットシステムは直射日光を遮断し
日傘の効果でエアコンの消費電力を軽減!
エアコンの命であるガスの液化と気化に、外気温度の影響が大きく、特に夏場は、室外機自体が太陽熱(輻射熱)で暑くなりすぎると、熱交換の効果が非常に悪くなり、その為に普段より多くのエネルギーを使うことになります。
スペーシアパイプシステムで、遮熱ネットの設置が簡易、低コストで現場サイズに合わせることができます。
エアコンの室外機を直射日光から遮熱ネットで遮光することにより、室外機本体の設置環境温度を低減します。
※室外機本体及び吸気口の温度を低減し、熱交換性が向上、電力料金の低減が見込めます。
■ 施工方法
本システムは、空気の吸引と排出という室外機の働きを妨げないよう、パイプシステムで枠を造り、遮熱ネットを張り付けるもので、下記写真のように通気性を十分に確保し設置します。
※尚、設置の際は各室外機メーカーの設置条件を満たした上で遮熱ネットの設置をしてください。
施工前
施工後
■ 室外機遮熱ネットの効果について
直射日光下での設置条件の悪い室外機に対し、遮熱ネットを設置し、特に室外機の吸気口への直射日光を遮った場合の遮熱効果の一例。
設置例の効果
●グラフから冷房負荷が大きい12時~15時の時間帯に遮熱効果が大きい。
●吸気口の最高温度
\ ピーク時10%の削減効果 /
施工前 43℃ → 施工後 39℃
※測定結果は効果を保証するものではありません。